NLP の基礎になる、アソシエーションとディソシエーション – 自己評価するということ、自分と向き合うということ

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2486ee94ecdb8fe6dca9808c5804339b_m前回、アンカーリングを理解することで、人それぞれが見せる反応や行動というものが、それぞれの人の内部世界が作り出す与えられた(内的でも外的でも)刺激に対する固有の反応であるということを見ました。今回は、ではそんな一連の反応をする自分を再評価する、という作業をするためのツールについて見ていきたいと思います。

自分を再評価する目はどこに?

ビリヤードをやっていると想像してください。私たちは目の前あるボールの動きを、どの方向にどんな力が加わえれば意図した方向に動したいか想像し、実際にボールをキューでついた後に、その動き方から、ああ、ああやってボールを突くべきだった、と考えることができますね(実際に予想通りになったためしはないですね。。。)。

こうやって人やものの動きを見て評価することは私たちは(時としてゴシップや噂はなしになることもありますが)日々しています。でも、自分自身のこと、となるとどうでしょう。

物事に集中している時には、当然集中しているわけですから、その状況の中で物事を行うことで精一杯になってその状況を評価する、なんてことは出来ないですよね。他方で、そんな集中した状況が一度終わると、そんな夢中になっていた状況を「振り返って」反省したり、その時の興奮を思い出して成功に浸ったりしますよね。とすると、夢中になって、その物事の流れに乗っている状態ではどう見ても自己評価なんて出来ないですし(スポーツでは一つのセッションが終わったところでそのセッションのプレーを思い返して。。。悪いイメージを思い出しては引きずってまた失敗するわけですが(笑))、終わった後で、あたかもビリヤードのボールの行方がどうだったか、のように思い返して、ああすればよかった、のように思い返して、今度はどうしよう、と考えることができます。こうやって私たちは二つの状態を実は行き来している、と考えることができます。

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アソシエーション – 主観的状態

前者のような、その物事の動きに集中している状態をアソシエーション状態、と NLP では呼んでいます。もちろん、NLPらしく、その集中している瞬間だけを捉えているわけではなく、記憶からとても集中している状態を思い出してその時に体感した感覚を呼び戻している状態(これをインステートする、と呼びます)においてもアソシエーション状態に入っている、と呼んでいます。その意味では、とても興奮したライブに行った後で、あのライブはすごく盛り上がったよね、と言いながらライブの時の高揚感を体が思い出している、のと同じこと、ですね。それに対して

049e728619bcaa24721d858e5e8b99ff_mディソシエーション – 客観的状態

後者のように、その集中し、その状況にとっぷりはまっている状態から切り離されて、客観視できる状態をディソシエーションと呼んでいます。この状態であれば、記憶とともに感覚も呼び戻すわけではないですので、普通にイベントの後の一人反省会が出来るほどの冷静さを持ち合わせられる、わけです。

問題は、アソシエーション状態にいる時にどうやってディソシエーション状態に切り替えることができるのか、です。いきなり、現在進行形で乗りに乗って集中している状態から自分を客観視しなさい、と言われてもなかなか難しいですし、できるならこんな風に NLP を勉強して、なんて苦労はしませんね。そこで、こんなことをしてみましょうか。

Step 1. 今いる場所(座っているならば座っていること)を意識しながら、最近で一番楽しかったことを思い出してください。その時に、楽しかった時の周りの風景や、自分の手のひらや顔が熱くなったりしたような体の高揚感も併せて思い出すようにしてみてください。思い出せましたか?これがインステートする、ということです。

Step 2. 楽しい感覚を思い起こせたら、今いる場所から(座っていたら)立ち上がって2歩ほど離れて、今いた場所を見てみましょう。

すっと、楽しい感覚にいた自分が今いたところにいて、それを外から見ているような気分になっていませんか?このように、アソシエーション状態にある自分を他人のように客観視できるように「物理的に移動する」ことでディソシエーション状態にすることを「メタポジション」をとる、と言います。よく、「一歩下がって物事を俯瞰して考えろ」なんていうことがありますが、まさに言い得てるわけです。

ちなみに、実際にチェンジワークを行う時には、一旦インステートした状態を終わらせることを「ブレイクする」とも言います。こうやって NLP では自分の五感の使い、記憶を使いながら、インステートしてはブレイクし、自らの反応を見直しては、成功したい人たちのモデルを導入することを作業していくことになるのです。

次に、実際のチェンジワークをする前に、NLP が他に前提として考えている幾つかのことを見ることで、 NLP のフレームワークがどうなっているのか、理解したいと思います。

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