ノウ・ナッシング・ステート – アップタイム・トランス状態を活用する

スポンサーリンク
NLPを使ったコミュニケーション能力向上の著書です。ぜひご覧ください。
催眠術に関する管理人の処女作です。
ぼんやりした目は実はチャンス。いろいろな意味でね。

ぼんやりした目は実はチャンス。いろいろな意味でね。

NLP の教科書で、自分の状態の管理、ステート・マネジメントの話をすると、卓越性の連鎖の次に必ず説明されるものが「ノウ・ナッシング・ステート」と呼ばれる状態と、その状態にするためのエクセサイズとしての「ABCゲーム」です。多分、この手の話を学ぶ人たちにとっては必ず聞いたことがあるものでもあるので、ここでは管理人が催眠術師であることから別の切り口でこの話をしてみたいと思います。

[広告]



ノウ・ナッシング・ステートっていったいどんな状態なの?

日常生活を行っていると、私たちは自分の外から入ってくる情報を判断して、受け入れたり拒絶したり、反応したり無視したりする、というプロセスを延々と繰り返しています。でも、これは意図して情報を取捨選択する、情報の内容に基づいた判断だけでなく、無意識のレベルでの情報の取捨選択も行われているのです。それはその人が本源的に望んでいるものかどうか、という感情という意識の表層で望んでいるのと異なる判断基準が働いてくれている、いうべきでもある(ので、自分が本源的に思っていること表層で望むものに違いがあると自分で望みを捨ててしまっている、という不幸な状況を自分で作り出している、ということにもなるのです。)ので、この判断基準が時として集中力を阻害したり、行動の妨げになったりすることもしばしば起こるのです。

そう考えるともし集中して外からの情報から目を逸らさずに向き合って反応するような状態になったら、勉強のような情報の取得に集中し続けられ、またスポーツであれば試合にだけ没頭して反応することで自らのパフォーマンスを引き上げることが出来るようになる、と思いませんか?

アップタイム・トランス状態へようこそ

そのような心のフィルターがかかっていない状態を人は「ノウ・ナッシング・ステート(自我を忘れて一事に没頭している状態)」と呼んだり、アスリートが極限の集中力で試合に挑んでいる状態を指す「フロー」の状態、と呼んだりするのです。いずれも外的な情報にだけ集中し、それに対して反応する状態にあるのです。これは実は、いわゆるトランス状態の一つで外的刺激への集中状態を指すアップタイム・トランス状態にある、と解することができます。

催眠術の説明の中で、催眠状態とは、という項目にわたってその状態について説明をしてはいるのですが、この意識変性状…

この状態にあると、自らの感情のような判断を入れることがなくなり、その人の脳が本来がする反応を行うようになる、ので、周りから見れば一つのことに集中してアクションを取っている、と見えるのです。確かにこの状態になれば感情などの制限がなくなり、体が本来反応すべきアクションを取りますので、パフォーマンスが上がるのもわかるように思いますよね。

でも、どうやってこの状態になるの?

さて、このアップタイム・トランス状態にどうやったら入れるのでしょうか。これと対比される自分の内的感覚に集中していくダウンタイム・トランス状態の一つ、催眠状態であれば催眠術師が様々な形で静かにゆったりと誘導することは出来ますが、外的な刺激に反応するにはどうするのでしょうか。

確かにそのための「ABCゲーム」のようないわゆる論理、すなわち判断を司る左脳を混乱させることで右脳にその仕事をさせるように脳の機能を切り替えさせるプロセスが有効になるわけです。でも、それ以外でもアップタイム・トランス状態に入ることは可能なのは、アスリートが試合中にその集中力をあげていくのを見ていれば納得できるところだと思いますし、興味深い本を読み続けたら気づいたら朝になっていて時間の感覚がなくなった、という体験もその一つとして考えることが出来るのです。

とはいえ、集中力を維持して外的刺激にその意識を向け続ける、というのは普通にトレーニングしていないとなかなか難しいのも事実なので、「ABCゲーム」のような単純ではあるものの普段の生活にない動きやプロセスを取り入れたものが必要になるのも事実ではあるのです。ここではABCゲームの紹介はあえてしませんが、むしろ、すでにご紹介しているアンカーリングを使った集中力を上げる方法をご紹介したいと思います。

アンカーリングを使ったアップタイム・トランス状態への誘導

一般的にはアンカーリングはある種のルーティンワークと考えられています。これを使うと、必ずある一定のルーティンワークをすると、自分はこれから行うことに集中する、とアンカーリングすることで、自らの集中力を高めていく、と自分の中にプロセスを作り込んでいくのです。それはアスリートがゲームの始まる前に必ず行う動作と同じように、それをすることで自分の集中力の扉を開く、と自分の無意識に問いかけながらルーティンを作り出すことで、最終的にそのプロセスが確立したらアンカーリングが完成します。

そのためには何度も繰り返して自分の無意識と体とに覚えさせていく必要がありますが、そのプロセスに対する集中力と同じことを繰り返すことで考えることをしなくなる、ということ、そしてそこにたどり着いた感覚、があなたをアップタイム・トランス状態に連れていく鍵になるのです。

まとめ

通常のニューコードNLPと異なったアプローチでステート・マネジメントの仕上げをご紹介してみました。実際、ABCゲームをやってから何か集中力を要するものを取り組む、ということも実は安心してノウ・ナッシング・ステートに入って集中する、というアンカーリングを作り出していること、ですので、たまには他にはないことをご紹介できてみなさんの自分と向き合う一助となれば幸いです。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Evernoteに保存Evernoteに保存

フォローする

スポンサーリンク