サブモダリティ – あなたの過去の記憶は今どんな風景?

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見える風景が違うのは心のせい?

見える風景が人により違うのは心のせい?

私たちのこの瞬間の行動は過去の経験とその意味づけに大きく影響されている、という事を、アンカーリングのように無意識がその状況に紐付けされた行為を起こし、また新しく紐付けるように自身に働きかけたり、過去の経験の意味合いを変えるリフレーミングを使って過去の経験の今の受け止め方を編集する、という手法を見てきました。

そのような、今の自分に大きな影響を与え続ける過去の様々な記憶を少し覗いて見ましょう。

楽しい思い出を思い返した時、思い出すその風景の色はどうでしょう。テレビを見るようにくっきりとして自然な色合いですか。それとも白黒の懐かしさでボンヤリと見えますか。聴こえてくる音は優しい耳障りのいい音量で身体中を包み込むようですか、それとも片方の耳から圧倒的な大音量で聴こえてくるのでしょうか。触れた感触はどうでしょうしょう。硬く冷たいか、暖かくて柔らかいか。それでは、同じように、辛かった思い出はどんな感覚であなたは受け止めていますか。

サブモダリティ – 記憶を印象付け、印象が出来事にバイアスをもたらす

出来事そのものには意味はなく、私たちがその受け止め方に意味付けをしている、という NLP の考え方に沿って、その時に私たちが五感を通じて受け止めている構成要素をサブモダリティと呼んでいます。言い換えれば私たちの記憶としてある情報は、その時のサブモダリティと紐づけた意味とを組み合わせたものとして、いい思い出であったり息苦しい記憶して記憶されて、この瞬間起きているものとその記憶との対比でその時のいい思い出に対するのと同じ感情が沸き上がったり、息苦しい記憶と同じときの行動したりしている、とも言えるのです。

リフレーミングで私たちは過去の記憶の意味づけを新しいものに置き換える作業が出来るようになりましたが、とはいえ、リフレーミングを行うにあたって、特につらい記憶に基づく状況にインステートしてし続けることは精神的ストレスの負荷が掛りがちですので、それをまず和らげた上でインステートすることが望ましいことのは直感的に思えてくることです。

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サブモダリティの調整で記憶への印象を和らげる

そこで、過去の体験や記憶に紐づけられた五感による印象を調整することで、そういった体験や記憶への印象の受け止め方を変えよう、ということをします。そうすることで、インステートしていることすら苦痛となる過去の体験を受け止めやすく、そしてリフレーミングしやすくするのです。

サブモダリティは人によってそれぞれ異なるので、一概に

「嫌な思い出に関連する色合いを白黒にすることで視覚的インパクトを押さえるようにして」

と言うことが出来ないことから、個人個人の手探りでの調整が必要になるものの、一般的によくも悪くも印象が強い場合

  • 映像はカラーでくっきりで間近
  • 音は大きく、臨場感あふれる
  • 触感は堅く重く

感じるケースが多く、また、逆に印象が弱い場合

  • 映像は白黒(もしくはモノトーン)、ぼんやり、で遠くのイメージ
  • 音は小さく、片側からしか聞こえてこない
  • 感触は軽く柔らかい
テレビの中のイメージは直接触れないから大丈夫。

テレビの中のイメージは直接触れないから大丈夫。

ことが多いことから、例えば、もし苦手を感じる状況がアンカーリングされてしまっているのを何とかしたと考えるときには、そのアンカーリングされている状況を思い出してアソシエイトしたところで、そのサブモダリティを変える、例えば見える情景を遠くにぼんやり見えるようにしたり、聞こえる音を少し小さくする、と言った調整をすることで、苦手感が落ち着いてくるのです。イメージとしては、テレビの中にアソシエイトしている状況を映し出して画像や音量を調節する、という感じでしょうか。といって、それもなかなか難しいですよね。そこで、調整よりもえいやっと、印象を変えてしまう方法がありますのでご紹介しましょう。

スウィッシュ! – 一気に画面転換して印象も転換!

「スウィッシュ(swish)」とは、過去の記憶の色合い等の調整で過去の記憶による影響を和らげるという、というよりも、一気にイメージを塗り替えてしまおう、というテクニックです。

例えば、こんな例を考えてみましょう。あなたはどうもジムに行くのが億劫になっています。その理由をいくつか考えてみると、着替えの準備をするのは面倒だし、ジムまでの移動も距離があります。実際に行ってみてもウェイトトレーニングの機材と格闘するのも苦手です。それに比べて、家で横になってポテトチップスを食べながらテレビを見ているほうが「楽」なのです。

では、その時の面倒で億劫だと思っている状況のサブモダリティと家でゴロゴロしている時のそれとはどうでしょう。一度その状況にアソシエイトして実感したほうがよさそうですね。

次に、一旦この状況をブレイクした後に、ジムに実際に行ったあとを思い出しましょうか。汗をかいて心身ともにすっきりしていますし、運動した後ですので高揚感に包まれていますので、実は楽しいことなのは分かっているのです。行けば仲間もいるので彼らと言葉を交わしながら体を動かすことも楽しいのです。そんな状況にも一度アソシエイトしましょう。

さて、両方の状況にそれぞれアソシエイトしたので、次に行きたくないという状況を変えるためのワークに入りましょう。最初の億劫で動きたくない状況にアソシエイトするのですが、心の中の自分の目で見ている大きな情景として入り込みましょう。

その一方で、とても小さい画像、切手くらいのサイズにジムのあとの爽快な自分のイメージを閉じ込めて、アソシエイトしている状況の隅っこにおきましょう。これを自分の心の目でみているというよりは第三者的な立ち位置であるなぁ、と認識する程度でいいでしょう。

そこで、スウィッシュ!

人によっては声を出すかもしれませんが、切手くらいのイメージのジムのあとの自分のイメージを一気に大きく広げます。目の前の状況は、億劫だったどんよりとしたものからすがすがしい爽快感のあるイメージに一気に塗り替えられるのです。そこに当然アソシエイトしていますから、ジムの後の高揚感も沸き上がっていますよね?そして、この状況からブレイクしましょう。

さて、これを何度か繰り返してみましょう。「億劫だなぁ、と思ったらスウィッシュ!」を10回程度繰り返していくと、次に、億劫な状況にアソシエイトしたり、実際に億劫と思ったとしても突然スウィッシュして、ジムに行った後の高揚感に包まれることから億劫と思わずにジムに足が向くようになっていることでしょう。

おめでとうございます。これでちゃんとジムに通えるようになりましたね。

このようにして、過去の記憶とそのモダリティに影響される行動パターンを書き換えていくことが可能になるのです。

まとめ

個人的には、実はこのモダリティよりはリフレーミングの方が取り組みやすかったのでモダリティを後に説明したのですが、実際多くの人にとってはモダリティの調整であったりスウィッシュのテクニックの方がより効果を出しやすいということですので、何か後ろ向きな状況に出合った時にはその時の風景や音を観察して、調整してみるといいかもしれませんね。

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